ヤン・オブラクとフアン・ムッソは、ともにアトレティコ・マドリーで素晴らしいシーズンを送っています。スロベニア代表のオブラクはラ・リーガでザモラ賞(最少失点のゴールキーパー)に輝く活躍を見せ、アルゼンチン代表のムッソも国王杯で最少失点を記録しています。その後ろには、アントニオ・ゴミスが控えており、彼はシメオネ監督のリストで常に第3ゴールキーパーとして名を連ねてきました。
しかし、数週間前にアントニオ・ゴミスはアトレティコ・マドリーからのオファーを断り、来シーズンも第3ゴールキーパーを続けることを拒否しました。彼は新たな挑戦を求めており、すでにいくつかのプリメーラ(1部)クラブやセグンダ(2部)クラブが関心を示しているようです。冬の移籍市場でのオファーもありましたが、彼とその関係者は移籍しないことを決めました。ゴミスは今シーズンを最後まで戦い抜いた後、自身がプレー時間を得られるクラブを探すつもりです。
ゴミスは過去2年間、プリメーラやセグンダのクラブではなかなか経験できない貴重な時間を過ごしてきました。チャンピオンズリーグの試合を間近で見たり、世界でもトップクラスの2人のゴールキーパーと日々トレーニングを積んできたのです。しかし、21歳になった彼は新たな一歩を踏み出し、プロとしてのキャリアを築くことを決意しました。
そのため、今夏、アトレティコ・マドリーは彼の後任となるゴールキーパーを探す必要があります。有力な候補として挙がっているのは、同じく21歳のアレハンドロ・イトゥルベです。彼はクラブの期待を背負う存在であり、昨夏にはセグンダの複数クラブからのオファーを断り、もう1年Bチームに残ることを決めました。現在はフェルナンド・トーレス監督のもとでチームをセグンダ昇格へ導くことを目指しています。
もしイトゥルベが第3ゴールキーパーの役割を受け入れなかった場合、他の選択肢として、Bチームの第2ゴールキーパーであるエスキベルや、フベニールAのゴールキーパー、アルバロ・モレノやダニ・ルビオが候補になります。ダニ・ルビオは昨シーズン、シメオネ監督のもとでプレシーズンを過ごした経験もあります。
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