4日のチャンピオンズリーグ・グループA第4節、アトレティコ・マドリーはアウェーでのマルメ戦を2-0で制した。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、厳しい一戦であったとの感想を述べながらも、チームのパフォーマンスに満足感を表している。
アトレティコは高いインテンシティーを発揮したマルメに苦戦しながらも、効率の良い攻撃によって2得点を記録。まず30分、フアンフラン・トーレスのクロスからコケが右足ヒールでボールを枠内に流し込み、79分にはフアンフランの折り返しがマルメDFに当たって、そのこぼれ球からMFラウール・ガルシアがシュートを突き刺した。シメオネ監督は試合後、スペイン『カナル・プリュス』に次のようにコメントしている。
「素晴らしい試合、素晴らしいライバルだった。彼らのホームでの勇敢さは知っていたよ。このピッチでの試合は厳しく、難しい。アトレティコ・マドリーはそこで偉大な試合を演じたんだ。我々は彼らの試合を目にしていたし、実際に起こったこと以外の想定はしていなかった」
「我々には、どのような試合にすべきかという明確なコンセプトがあったんだ。前半はとても良く、後半は15~20分間苦しみを味わったね。その後は自陣のペナルティーエリアの近くでプレーしたが、我々が試合をコントロールしていた」
また、ファインゴールを決めたコケについて問われると、こう返答した。
「コケがプレーするチームは、個人技が強調されるために、コレクティブに働く必要性があると理解している。マリオ(・マンジュキッチ)も素晴らしいプレーを見せ、(ディエゴ・)ゴディンとミランダはボールを遮断し、ラウールはチームに何が必要かを解釈していた…」
グループBは1位アトレティコ(勝ち点9)、2位ユヴェントス(勝ち点6)、3位オリンピアコス(勝ち点6)、4位マルメ(勝ち点3)と、全チームにグループ突破の可能性がある。
「確かに奇妙で、はっきりしていない。次の(アトレティコ本拠地ビセンテ・)カルデロンでの試合(オリンピアコス戦)に懸かっているね」
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