セレソ会長:「D・コスタの退団は性急だった」

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アトレティコ・マドリーのエンリケ・セレソ会長は、チェルシーに移籍したFWジエゴ・コスタに関する取引がクラブにとって望むほどの利益を生み出さなかったと認めている。

アトレティコは今夏、移籍金3200万ポンド程度でD・コスタをチェルシーに放出。しかし、同選手が以前所属していたブラガやジョルジュ・メンデス代理人と保有権を分け合っていたクラブには、移籍金の全額が収入とはならなかったと伝えられていた。

セレソ会長は、D・コスタ放出で多額の収入を得ることはできなかったと話している。スペイン『アス』が伝えた。

「D・コスタは世界最高のFWの一人だ。彼の移籍は性急に行われた。その時期は(移籍市場が)軟調だったので、彼はノーと言えなかった。今頃その話が出ていたら、彼は退団していなかったと思う」

「経済的な面から見れば、我々にとってそれほど良い移籍ではなかった。我々は話題にされていた額の50%ほどしか受け取っていないよ。彼自身に対する金額がより問題になった」

セレソ会長はまた、かつてアトレティコに所属していたマンチェスター・シティFWセルヒオ・アグエロやミランFWフェルナンド・トーレスについても、退団時を振り返り意見を述べている。

「アグエロにはアイドルとしてクラブを去るチャンスがあった。だが、彼はバカげた方法で退団したよ」

「(F・トーレスの獲得を)誰かが試みたのか私は知らない。しかしながら、彼自身が認めているように彼はアトレティコ出身であることを今でも強く感じている。だから、我々はいつも彼を考慮に入れているんだ」

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