物議を醸すLFP個人賞、会長は「問題あれば変える」

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スペインプロリーグ機構(LFP)のハビエル・テバス会長が、物議を醸しているLFP個人賞の投票システムについて、変更する可能性を示唆した。

2013-14シーズンのLFP個人賞において、リーガ王者のアトレティコ・マドリーからはディエゴ・シメオネ監督が最優秀監督に選出されるにとどまり、レアル・マドリーからはFWクリスティアーノ・ロナウドが最優秀選手及び最優秀FWに選ばれたほか、最優秀MFにルカ・モドリッチ、最優秀DFにセルヒオ・ラモスが選出されている。各ポジションの最優秀選手は、各チームのキャプテン3名の投票により選出されるが、候補者が3名に絞り込まれた後の選出方法が不明確であり、これによってアトレティコ側は投票結果の開示を求めている状況だ。

この件についてテバス会長は、次のような見解を示している。

「投票が内密に行われなければ、クリスティアーノは賞を勝ち取っていないだろう。選手たちが、それぞれの投票が話題にならないことを望んでいることに敬意を表す。バルセロナの選手がマドリーの選手に投票すれば、論争となるだろうからね」

「もちろん、このシステムが問題を引き起こしたならば、それを変更することに支障はない。しかしスペインサッカーにおいては、こんなことより危惧すべき問題が多くあるんだ」

また、FIFAとUEFAが移籍交渉における投資ファンドの介入を禁止する意向を発表したことについては、次のような考えを口にした。

「投資ファンドの介入がスペインで禁止されれば、この国の競争力は低下する。リーガはFIFA、UEFAの進んでいる道を追うわけではないよ。その決定を変更することは難しいが、ほかのリーグも我々を助けてくれるだろう」

「投資ファンドはプラティニが言うような奴隷制度ではない。禁止するのではなく、規則をつくるんだよ。それはクラブの債務を減らすことにも役立つ」

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