シメオネ:「大量得点は執着によって生まれた」

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22日のチャンピオンズリーグ・グループA第3節、アトレティコ・マドリーはホームでのマルメ戦で5-0と大勝した。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、後半だけで5得点を記録した理由として、前半から見せていたプレーに「執着し続けたこと」を挙げている。

スペイン『アス』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えている。

「後半の5得点は執着し続けたことによって生まれた。我々は前半からゴールに近づき、いくつかの重要な決定機を手にした。そして後半に入り、最後の数メートルで明確性のあるプレーを見せられた」

1得点を記録したFWアントワーヌ・グリーズマンは、その直後にシメオネ監督と抱擁を交わしている。

「あれはグリーズマンの思いつきの行動だ。ハーフタイム、彼にはファンタスティックなプレーを見せていると伝えていた。彼の粘り強さが、ゴールの扉を開いたんだよ」

「ストライカーはゴールによって生きるものであり、彼は不安を感じていた。私が彼のプレーで気に入っているところは、懸命な働きぶり、協調性、切り返し、MFとDFの2ライン間への入り込み方だ。彼は本当に良いパフォーマンスを見せていた。我々が求めている選手に近づいているね」

同じく1得点を決めたMFアレッシオ・チェルチを、センターフォワードのポジションで起用した理由も説明している。

「チェルチはストライカーであり、彼の特長なら、そのポジションでもチームに貢献できる。前線には多くのスペースがあったし、彼はそういった場合に、相手にとって危険な場面をつくり出せるんだ。我々にとって、とても重要な選手となるだろう」

グループAは、アトレティコとオリンピアコスが勝ち点6で並んでおり、ユヴェントスとマルメが勝ち点3で両チームを追う展開となった。

「各試合を最後の一戦と思って戦わなければならない。まだ何も決まってはいない。次節のアウェーでのマルメ戦も、決勝と見立てて臨む必要がある」

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