アトレティコ、チアゴ&M・スアレス弾でエスパニョール撃破

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19日のリーガエスパニョーラ第8節、アトレティコ・マドリーは本拠地ビセンテ・カルデロンでのエスパニョール戦を2-0で制した。2試合ぶりの勝利を収めたアトレティコは、勝ち点を17として暫定で4位に浮上。今季3敗目を喫したエスパニョールは暫定で11位に位置している。

1-3の完敗を喫した前節バレンシア戦から、リアクションを見せることを求められるアトレティコ。開始早々の2分にはコケの右CKからアルダ・トゥランがダイレクトボレーが放つも、これはGKキコ・カシージャの攻守に阻まれる。また14分にはセルヒオ・ガルシアの折り返しからルーカス・バスケスのシュートを許したが、GKモジャのセーブによって難を逃れた。

アトレティコは60%以上のポゼッション率を実現しながらも、エスパニョールの堅守を前に攻めあぐね続ける。だが40分過ぎに停滞した状況の打破に成功。コケの右CKからラウール・ガルシアが放ったシュートはカシージャにクリアされるも、こぼれ球を拾ったコケがガビにボールを渡し、放たれたアーリークロスからチアゴが頭でネットを揺らした。試合は1-0で折り返しを迎える。

後半、シメオネ監督は53分に筋肉系の問題を抱えたチアゴとの交代で、退団の可能性も報じられるマリオ・スアレスを投入し、その6分後にはアルダ・トゥランに代えてグリーズマンもピッチに立たせた。その後、前のめりになったエスパニョールを相手にカウンターを仕掛けると、71分に再度セットプレーから得点を記録。コケの右CKをゴディン、ホセ・ヒメネスの両CBが頭でつなぎ、ゴール中央でフリーとなっていたM・スアレスが押し込んだ。

2-0とした後もカウンターを中心にチャンスを築くアトレティコ。84分にはカシージャがマンジュキッチと競り合い、こぼれ球を拾ったグリーズマンが角度のないところがシュートを放つも、これはポスト直撃。シメオネ監督はその決定機の直後にマンジュキッチを下げて、突破力が売りのセボジャ・ロドリゲスを投入。最後まで攻撃の手を緩めずに、2点リードを維持したまま試合終了のホイッスルを迎えている。

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