アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督は、本拠地ビセンテ・カルデロンのサポーターが自身の決断にブーイングを浴びせたことについて、批判を受け入れる姿勢を示している。
アトレティコは20日のリーガエスパニョーラ第4節でホームにセルタを迎え、2-2と引き分けた。この試合では、68分にFWラウール・ヒメネスではなくMFアントワーヌ・グリーズマンをMFラウール・ガルシアと交代させた際、スタジアムでブーイングが鳴り響いた。
シメオネ監督は、観衆のリアクションを大げさにとらえる必要はないと主張している。スペイン複数メディアがコメントを伝えた。
「人々によってなされる自然な表現が話題になっていることに、私は驚いている。彼らは自分たちのチームと監督を崇拝している。彼らがどのような表現をしたとしても、私はそれがリスペクトされ受け入れらるべきだと考えている」
「我々はチームにおいて何がベストかを考えるためにいるんだ。私はそれだけを見ている。フットボールでは、受け入れられる物事もあれば、そうでないこともある。崇拝されているにかかわらず、私のどんな決断に対してもいろいろな意見があるのは普通のことだ」
シメオネ監督は、今後も変わらぬ姿勢で仕事を続けていくと話している。
「私は常に何事にもオープンだ。私にとっては、昨年成し遂げたすべてのことが評価と敬意の対象だ。特に、その成し遂げたことによって人々が感じた喜びの中で生きられることにはね。今年は始まったばかりで、我々は自分たちの行いを意識的に観察している」
「私は現在を生きるので、人々の自発的な反応は非常に良いことだ。それにより、より多くが要求されるのは明らかだからね。それが共有可能かは分からないが、受け入れられる類のものだ」
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