アトレティコ・マドリーMFチアゴ・メンデスが、今夏の移籍市場でチェルシー移籍に動いた事情を釈明している。スペイン『マルカ』が報じた。
ジョゼ・モウリーニョ監督率いるチェルシーは今夏、アトレティコとの契約が切れたチアゴに対して、将来的なコーチ就任も含めたオファーを提示。元ポルトガル代表MFはそのオファーを受け入れたとされたが、移籍が実現することはなく、結局アトレティコと2年の再契約を結んでいる。
チアゴは5日にクラブが開いた会見で、そのことについて説明している。
「昨季終了後に素晴らしいオファーが届いた。選手としてだけでなく、将来的にも重要なものだった。だけど何より大切なのは、クラブ内で重要な存在と感じられることだと気づいたんだ。その後にチョロ(ディエゴ・シメオネ監督)と話して、残るよう伝えられた。そこからはクラブに戻ること、再びここのユニフォームを着ることだけを考えた」
「僕にとっては幸せな結末だ。満足しているし、クラブのすべての人間に感謝をしている。その気持ちを示すためにピッチですべてを出し尽くすよ。さらなる収入を得られるオファーが複数存在したが、ここにいるのは金ではなく、僕が望んでいるからだ。ここでは愛されていると感じるよ」
ファンからの反感は心配していないようだ。
「僕と話をする人々は、とても満足しているように見える。スペイン・スーパーカップでは快く迎え入れられたし、ファンは自分がここで成し遂げたこと、このクラブに抱える思いを理解してくれているよ」
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