王者アトレティコ、決定力欠きドロー発進

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25日に行われたリーガエスパニョーラ第1節、ラージョ・バジェカーノ対アトレティコ・マドリーの一戦は、スコアレスドローに終わっている。

シメオネ監督がスーパーカップでの行為により8試合のベンチ入り禁止処分を受けたアトレティコ。マンジュキッチ、R・ヒメネスなどが先発でリーガデビューを飾った。

序盤はラージョが攻勢に出る。チェルシーからレンタル加入したカクタが、左サイドから積極的に仕掛け、深い位置まで攻め込むことを可能にする。しかし、アトレティコゴールを脅かすには至らない。

アトレティコは24分、アンサルディのクロスにマンジュキッチが飛び込むも、シュートは枠をとらえない。その2分後にも高い位置でボールを奪取したR・ヒメネスがマンジュキッチに決定的なパスを送るが、クロアチア代表FWはこれも決めきれなかった。

前半を無得点で終えたアトレティコは、後半も攻め手を欠く。61分にはR・ヒメネスに代えてサウールを投入するが、戦況を変えることはできない。

70分には、ラージョの反撃に遭う。左サイドからのクロスを許すと、途中出場のマヌーチョにゴール前でヘディングを見舞う。ここはGKモジャが好セーブで弾き出したが、冷や汗をかいた。

アトレティコは73分、マンジュキッチをあきらめてカンテラーノのエクトルを投入。83分にはグリーズマンも下げC・ロドリゲスをピッチに送り込んだが、解決策とはならなかった。

試合はそのまま0-0で終わり、昨季の王者アトレティコは白星スタートを切ることができず。開幕戦では勝ち点1を得るにとどまっている。

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