アトレティコ、フラード再獲得へ

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アトレティコ・マドリーが、スパルタク・モスクワMFホセ・マヌエル・フラードの獲得に乗り出していることが明らかとなった。スペイン『マルカ』と『アス』が報じている。

レアル・マドリーのカンテラ出身選手で、2006~2010年にアトレティコに在籍したフラード。スパルタク・モスクワではヴァレリ・カルピン前監督の下で主力として重用され、2017年までとなる契約延長を結んだが、ムラト・ヤキン監督が就任した今季にはいまだ出場機会を得られていない。この状況を受けた古巣アトレティコが、獲得への動きを見せている。

しかしながら、今夏にクラブ記録となる1億ユーロ近い補強を実現したアトレティコには、フラードの移籍金を支払える余裕がない状況。よって、獲得方法はレンタル移籍になる見込みだ。加えて、フラードがスパルタク・モスクワで受け取る年俸350万ユーロは賄える額ではないため、選手本人に同額を引き下げることを了承させているという。

また『マルカ』によれば、アトレティコはイタリア中心に報じられるトリノMFアレッシオ・チェルチ獲得の動きを認めたようだが、移籍金2000万ユーロ前後で交渉が合意に至るとの報道は否定した模様。補強資金が限られるアトレティコは、市場が閉まるまで粘り強く交渉を続けていく方針とされる。

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