アルダが再び右足ハムストリングを負傷　開幕戦への出場に黄信号

この夏の移籍市場で大幅に選手が入れ替わったアトレティコ・マドリーで、新加入のクロアチア代表FWマンジュキッチやフランス代表FWグリーズマンを生かす攻撃の軸として期待が懸かるトルコ代表MFアルダが、リーガ・エスパニョーラ開幕戦に欠場する恐れが出てきてしまった。

今月6日（以下現地時間）のガラタサライとの親善試合で右足のハムストリングを負傷したアルダは、10日のヴォルフスブルクとの親善試合を欠場し、13日の練習でチームに再合流した。ところが、セッションの途中で同箇所に再び痛みを覚えたため、全てのメニューをこなさずに途中で練習を退いた。アルダの怪我は深刻なものではないものの、回復には最低でも10日は掛かると見られている。

アトレティコ・マドリーは、19日および22日に行われるスーペルコパ・デ・エスパーニャ（スペイン・スーパーカップ）でレアル・マドリーとの“マドリード・ダービー”に臨むが、アルダは昨シーズン同大会2nd Legで受けたレッドカードに伴う出場停止処分により、両試合への欠場が決定している。しかし、今回再び右足ハムストリングを痛めたことで、25日に行われるリーガ・エスパニョーラ開幕戦のラージョ・バジェカーノとの自治州ダービーへの出場にも黄信号が灯ることになった。