アトレティコ、バッカリ獲得でPSVと合意

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PSVのテクニカルディレクターを務めるマルセル・ブランズ氏が、同クラブに所属するFWザカリア・バッカリの移籍に関して、アトレティコ・マドリーと合意に至ったことを明かした。

ブランズ氏は『FOXスポーツ』に対して、次のようにコメントしている。

「バッカリの売却について、アトレティコとは合意している。だが移籍は選手と獲得を目指すクラブが合意してから成立する」

「我々は選手にオファーを提示したものの、それは拒否された。将来を考えるときが訪れたんだよ。バッカリは我々とともに素晴らしいスタートを切ったが、その後は逆の状況となった。彼は間違いとも言える決断を下したんだ」

なおスペイン『マルカ』によれば、バッカリのアトレティコ移籍は数日中に決定する模様。しかしながらアトレティコが18歳の同選手をチームに加えるか、レンタル移籍で放出するかは不透明な状況のようだ。MFコケ、MFガビ、DFフアンフラン・トーレスらとの契約を更改したアトレティコだが、所属選手に支払える年俸額には大きな制限がかかっており、ディエゴ・シメオネ監督はトップチームを20選手ほどで構成する方針だ。

PSVの下部組織出身であるバッカリは、昨季トップチームに昇格。公式戦24試合に出場して4得点を記録。だが、2014年までとしていた契約に関してクラブから契約更新の打診を断り、現在はトップから降格させられている。

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