この夏の去就に注目が集まるマンチェスター・ユナイテッドFWハビエル・エルナンデスだが、アトレティコ・マドリーに移籍する可能性が浮上している。
現在アメリカツアーを行っているユナイテッド。当初J・エルナンデスが招集メンバー入りしなかったことで移籍濃厚とも見られたが、ユナイテッドはその後メキシコ代表FWが遅れて合流することを発表した。
しかし、ユナイテッドでのJ・エルナンデスの状況は安泰とは言えない。昨季出場機会を減少させた同選手は、この夏のプレシーズンでルイス・ファン・ハール新監督を納得させるパフォーマンスを示したいところだが、23日の親善試合ではFWウェイン・ルーニー、リース・ジェームズ、アシュリー・ヤングが各2得点、ダニー・ウェルベックが1得点を記録するなど前線の選手が活躍しており、今後猛アピールが必要となりそうだ。
メキシコ『ESPN』によれば、そのJ・エルナンデスにアトレティコが興味を抱いているようだ。FWマリオ・マンジュキッチを獲得したスペイン王者だが、ホセ・ルイス・カミネロSD（スポーツディレクター）はさらなる補強を求め、メキシコ代表FW獲得を望んでいるという。同メディアのホルヘ・ラモス氏は「まだ合意には至っていないが、アトレティコ移籍はあり得る」と明かしている。
ファン・ハール監督は、23日の親善試合終了後に2トップを採用する方針を示唆していた。そうなれば前線の選手にチャンスは多くなるが、果たして…？
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