代理人アフメト・ブルト氏によってプレミアリーグ移籍を希望していることが伝えられたトルコ代表MFアルダ・トゥランだが、移籍先の最有力候補にはチェルシーが挙がっているようだ。スペイン『アス』が報じている。
先にブルト氏の「アルダはこの夏にスペインを去る意志を持っている。希望はプレミアリーグでプレーすることだ」との発言を掲載した『アス』。同紙によれば、トルコ代表MFの移籍先最有力候補はアトレティコが再獲得を目指すDFフィリペ・ルイスの所属するチェルシーであり、その次の候補がブルト氏と良好な関係を築いているマンチェスター・シティであるという。
また『アス』はイギリス『トークスポーツ』の報道も取り上げ、第三の移籍先候補としてマンチェスター・ユナイテッド、最後の選択肢にアーセナルを挙げている。加えて、アルダはリバプールのファンであることを常々公言してきたものの、2015-16シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を得ていない同クラブに関しては、有力な移籍先候補になり得ないとのことだ。
『アス』曰く、アルダとブルト氏はアトレティコに合流する2日前となる7月10日までに、去就を決定する意向のようだ。一方でスペイン『ムンド・デポルティボ』によれば、アトレティコ経営陣はアルダをチームの絶対的主力と捉えており、売却する考えはない模様。経営陣は王健林氏含めた役員会のために中国に滞在しており、スペイン帰国後にアルダの真意を聞くとともに対策を講じるようだ。
なおアルダの契約解除金は、4100万ユーロ(約57億円)に設定されている。
コメント