アトレティコ・マドリーがポルトFWジャクソン・マルティネス獲得を現実のものにしようとしている。スペイン『マルカ』が『アトレティコが夏を活気づける』との一面で報じた。
現在、イビサ島に滞在しているアトレティコのミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOは、J・マルティネスの契約解除金である3500万ユーロ(約48億8000万円)を支払うことで獲得を実現させる方針を固めた模様。ただしFWラウール・ヒメネス、さらには2014-15シーズンをレンタルによってポルトで過ごしたMFオリベル・トーレスの譲渡などにより、同額を引き下げる選択肢も考慮しているという。
アトレティコは数年前からJ・マルティネスを獲得候補に挙げ続け、今夏にもポルトにオファーを提示した最初のクラブだったとされる。その後アトレティコの獲得目標はユベントスFWカルロス・テベスに変わり、またミランがJ・マルティネス獲得寸前までこぎ付けたことで同移籍オペレーションは一度頓挫。だがテベスがボカ・ジュニアーズに復帰することが濃厚となり、J・マルティネスがミラン移籍に否定的な見解を示したために状況は一転した。
J・マルティネスの代理人はエンリケ・ポンペオ氏が務めるが、今回のオペレーションはジョルジュ・メンデス氏が担当しているようだ。なおアトレティコが実際に3500万ユーロを支払う場合、コロンビア代表FWは同クラブ史上2番目に高額な選手となる。アトレティコ史上最高額の選手はモナコFWラダメル・ファルカオの移籍金4000万ユーロ+インセンティブ700万ユーロ。J・マルティネスの同胞である同選手も、ポルトからアトレティコに加わった。
コメント