ミラン移籍が確実視されていたポルトのコロンビア代表FWジャクソン・マルティネスだが、ここにきてアトレティコ・マドリーに加入する可能性が浮上している。マドリッドに拠を構えるスペインのスポーツ新聞『マルカ』と『アス』が報じた。
ミラン移籍合意報道について、「まだどんな決断も下していない。去就についてはここ数日中に決める」と一蹴したJ・マルティネス。『アス』によれば、コロンビア代表FWに近しい人物は、同選手がアトレティコ移籍を希望していることを証言したという。また『マルカ』は、「一人獲得に近い選手がいる。良い選手で、高額だ」というアトレティコの情報源の発言を紹介し、同クラブがコロンビア代表FWを再び獲得候補としていることを伝えている。
『マルカ』曰く、アトレティコはJ・マルティネス獲得のために移籍金約3000万ユーロ(約41億円)の分割払いのほか、レンタルでの放出を規定路線とするメキシコ代表FWラウール・ヒメネス、さらにはU-21スペイン代表MFオリベル・トーレス譲渡という選択肢も考慮している模様。オリベルについては、同選手を戦力に数えるディエゴ・シメオネ監督を納得させる必要があることも併せて記載している。
なお『マルカ』は以前に、アトレティコがJ・マルティネス獲得で選手本人と個人合意に至りながら、ユベントスのアルゼンチン代表FWカルロス・テベスに獲得目標を切り替えたために移籍が破談となっていたことを報じていた。
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