アトレティコ、ビエット獲得で合意の模様 残る問題はFIFAの選手登録禁止処分に

この記事は約2分で読めます。

アトレティコ・マドリーがアルゼンチン人FWルシアーノ・ビエット(21)の獲得に関して、ビジャレアルと合意に至ったようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

アトレティコは移籍金2000万ユーロ(約28億円)+インセンティブ、さらにはFWレオ・バプティスタン(22)のレンタルでの譲渡によりビジャレアルと合意に至ったと見られる。ビジャレアルはレオの買い取りオプションを有する見込みだが、アトレティコは同選手との契約を放出前に延長する可能性があるという。

また、アトレティコとビエットは、2020年までとなる5年契約を結ぶ予定。しかしながら、同クラブは未成年選手の獲得・選手登録に関する規定に違反した可能性により、FIFAから選手登録禁止処分を科されることにも備えている様子だ。

夏の移籍市場は7月1日に開くが、アトレティコはFIFAから処分の通達を受けずに同日を迎えた際には、ビエット獲得を予定通り発表する方針とされる。一方でFIFAから選手登録を禁止されてその日を迎える場合、まずはバルセロナと同様に処分の延期措置を求めるようだ。

アトレティコは1人も選手登録をできないケースにも備え、放出が規定路線となっているFWマリオ・マンジュキッチ、レンタルで移籍させる方針のFWラウール・ヒメネスを残留させることも想定している模様。両選手の移籍が、6月中に発表されることはないと見られている。

コメント