アトレティコ・マドリーが獲得に向けた関心を認めているユベントスFWカルロス・テベスだが、古巣のボカ・ジュニオルスへの復帰に向けた動きも盛んに取りざたされている。
ユーベで伝統の10番を背負い、今季はチームの国内2冠とチャンピオンズリーグ準優勝に大きく貢献したテベス。アトレティコのディエゴ・シメオネ監督はクラブがテベスの代理人と接触していると認め、「アトレティコのサッカーに理想的な選手」と期待を述べている。一方、パリ・サンジェルマンがテベスに複数年契約を提示しているとの報道もある。
一方で、アルゼンチンではテベスがボカへ復帰するという見方が再び強まっているようだ。アルゼンチン『ARGNoticias.com』はボカとの2年契約が合意に達したとも伝えている。
また、ボカを専門とする著名ジャーナリストのタト・アギレラ氏による言葉としてイタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』が伝えたところによれば、テベスはアトレティコからのオファーに断りを入れる一方で、ボカからは正式オファーが届いているとのことだ。ボカ会長がコパ・アメリカ開催中のチリへ向かい、テベスの説得を試みるとも伝えられている。
だが、ボカを率いるロドルフォ・アルアバレーナ監督は冷静な様子で、テベスについて次のようにコメントしている。アルゼンチン『オレ』などが伝えた。
「今のテベスはボカから遠いと考えている。彼はこのクラブに愛着を持ってくれているが、今は(ユーベで)最高の時期を過ごしている。それに、私は誰からも何も聞いてはいない」
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