アトレティコのビエット獲得はほぼ確実に 2000万ユーロ+レオの譲渡でビジャレアルと合意

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アトレティコ・マドリーがビジャレアルFWルシアーノ・ビエット(21)の獲得をほぼ確実とした。10日付のスペイン『マルカ』が一面で報じている。

『マルカ』によれば、アトレティコはビエットの獲得に関してビジャレアルとほぼ合意に至っており、ビジャレアル側も同選手が来季からスペインの首都クラブでプレーすることを認めているという。

ビジャレアルはアトレティコからビエット獲得オファーを受けた際に契約解除金である2000万ユーロ(約27億7000万円)を支払うことを要求したとされるが、アトレティコは友好的な形で合意に達することを試みてきたようだ。最終的にアトレティコは契約解除金2000万ユーロを支払い、さらにはレンタル移籍で所属選手を譲渡する模様。ビジャレアルはFWレオ・バプティスタンを買い取りオプション付きで引き入れることを希望している様子だ。

ビエットのアトレティコ移籍は、ビジャレアルが同選手の古巣ラシン・クラブに支払う移籍金のパーセンテージが決定した際に成立する見通し。昨夏にラシンからビエットを獲得したビジャレアルだが、同選手を売却する場合に、ラシンに移籍金の一部を支払うことを取り決めていたためだ。

ビエットはラシンで、ディエゴ・シメオネ監督の手によってプロデビューを果たした。アルゼンチン人FWはトッテナムからアトレティコよりも好条件のオファーを提示されていたようだが、恩師シメオネ監督の存在により、アトレティコに移籍することだけを望んでいたと見られる。

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