アトレティコ・マドリーは、前線の補強に向けてビジャレアルのアルゼンチン人FWルシアーノ・ビエットをトップターゲットとしているのかもしれない。スペイン『マルカ』が伝えた。
クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチの放出が濃厚とされるアトレティコ。その代役を探すクラブは、昨年夏にラシン・クラブからビジャレアルに加入して移籍1年目でインパクトを残したビエットに注目している。
アトレティコのディエゴ・シメオネ監督は、2011年にラシンでビエットをトップデビューさせた指揮官だ。シメオネ監督は以前からビエットに関心を寄せており、ラシン所属時にも獲得に動いた経緯があるといわれている。またアトレティコの首脳陣にとっては、21歳という若さが魅力的なようだ。
ビエットの移籍金は2000万ユーロ(約26億7000万円)程度だといわれる。2011年夏にコロンビア代表FWラダメル・ファルカオ(現モナコ)獲得に4000万ユーロ(約53億5000万円)、昨年夏マンジュキッチ獲得に2200万ユーロ(約29億4000万円)を支払ったアトレティコとしては、21歳のビエットに2000万ユーロを支払うのはそれほど高額ではないと見方がされている。
ビエットは昨年12月にアトレティコと対戦した際「残りの人生をかけて、シメオネに感謝をし続ける」とプロデビューに導いてくれた指揮官に感謝を捧げていた。両者の関係は今でも良好な様子だが、今夏の移籍は実現するだろうか。
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