アトレティコ、グリーズマン流出に備えてラメラを後釜にリストアップか

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アトレティコ・マドリーは、フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン(24)の流出に備えてトッテナムのアルゼンチン代表MFエリク・ラメラ(23)を後釜候補としてリストアップしているようだ。イギリス『イブニング・スタンダード』が報じている。

今季のリーガエスパニョーラでレアル・マドリーのポルトガル代表FWクリスチアーノ・(45ゴール)、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(41ゴール)に次ぐ22ゴールを記録しているグリーズマン。加入1年目ですでにエースの地位を確立している24歳のフランス代表には、チェルシーやバイエルンが関心を示しているとも言われている。

アトレティコ側に放出の意思はないものの、4350万ポンド(約82億円)に設定されている契約解除金を満額で支払われれば、若きエースの流出は避けられない。この状況を受け、クラブはグリーズマンの後釜としてラメラをリストアップしているようだ。

2013年夏にトッテナムに加入して以降、ローマ時代の輝きを取り戻せていないラメラだが、アトレティコを率いるディエゴ・シメオネ監督はリーベル・プレートの監督時代にユースチームに所属していた同選手を高く評価しており、カターニャ時代にはラメラの獲得に動いていたという事実もある。

なお、トッテナムはローマからラメラを獲得する際にクラブ史上最高額となる3000万ポンド(約56億円)の移籍金を支払っており、商売上手で知られるダニエル・レヴィ会長はその獲得資金と同額程度のオファーが来なければ、放出に踏み切る可能性は低いと考えられている。

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