プレミア優勝で市場に出るフィリペ、古巣アトレティコの獲得候補に

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アトレティコ・マドリーは、昨夏にチェルシーに売却したブラジル代表DFフィリペ・ルイス(29)を獲得候補の一人としたようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

昨夏の市場で移籍金2000万ユーロによってアトレティコからチェルシーに加わったフィリペ。しかしながらジョゼ・モウリーニョ監督はDFブラニスラフ・イバノビッチ、DFセサル・アスピリクエタを起用し続け、ブラジル人DFが出場機会に恵まれることはなかった。

フィリペはチェルシーがプレミアリーグ優勝を果たしたことで、自身の去就を真剣に検討し始めている様子。ロンドンでの生活にも適応できていない同選手は、3年契約を結んだチェルシーを後にすることを前向きに捉えており、『マルカ』はすでに「市場に出された状態」と報じている。

一方、フィリペの古巣アトレティコは、同選手の穴を埋めるためにDFギジェルメ・シケイラ、DFクリスティアン・アンサルディを獲得したが、両選手ともディエゴ・シメオネ監督を満足させるまでには至っていない。そのためにフィリペを左サイドバックの獲得候補の一人とした模様だ。

チェルシーはフィリペを売却する場合、獲得の際に支払った移籍金2000万ユーロの大部分を取り戻す意向とされる。だがアトレティコは来季のチャンピオンズリーグ出場権を獲得することで、要求される額を問題なく支払える見込みという。

なおアトレティコがフィリペ以外で獲得を狙う左サイドバックは、ポルトのブラジル代表DFアレックス・サンドロ(24)、モナコのフランス代表DFレイヴァン・クルザワ(22)とされている。

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