リーガ史上最高額のGKオブラク、カルデロンで548分間無失点

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GKヤン・オブラクが2日のリーガエスパニョーラ第35節ビルバオ戦(0-0)で、本拠地ビセンテ・カルデロンでの無失点時間を548分間まで伸ばしている。

昨夏の移籍市場で、ベンフィカから移籍金1600万ユーロでアトレティコに加入したオブラク。GKの移籍金としてはリーガ史上最高額となったために大きな期待が寄せられたが、チャンピオンズリーグ(CL)・グループリーグ第1節オリンピアコス戦(2-3)でミスを繰り返したことにより、同時期にアトレティコに加わったミゲル・アンヘル・モジャに正GKの座を明け渡していた。

転機が訪れたのは、CL決勝トーナメント1回戦2ndレグのレバークーゼン戦。オブラクは負傷退場したモジャの代わりに出場し、PK戦で活躍するなど確かな結果を残した。またCL準々決勝のレアル・マドリーとの対戦でも好守を連発しており、スコアレスで終了した1stレグの翌日には、スペイン『マルカ』の一面で「城壁」と称えられている。

アトレティコはオブラクがゴールを守るようになったレバークーゼン戦以降、敗戦したのはCL準々決勝マドリー戦の2ndレグのみにとどまり、その期間の成績は7勝6分け1敗(リーガは8勝2分け)。5失点したのはアウェイのみとなっており、要塞として知られるカルデロンではアスレティック戦までの548分間で無失点を貫いている。

1600万ユーロという移籍金の価値を証明し始めたスロベニア代表GK。昨季にアトレティコから去った現チェルシーGKティボ・クルトワの正式な後継者と認められる日も、そう遠くはなさそうだ。

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