今季初めてマドリーに敗れたシメオネ、誇りを強調 「このチームを率いることができて幸せ」

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アトレティコ・マドリーは22日、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグでレアル・マドリーと対戦し、敵地で0-1と敗れた。準決勝進出を逃したディエゴ・シメオネ監督だが、チームへの誇りを強調している。

88分にFWハビエル・エルナンデスの決勝点を許し、今季初めてマドリーに敗れたアトレティコ。シメオネ監督は試合後、チームへの満足感を表している。スペイン『アス』が伝えた。

「私はこのチームを率いることができて幸せだ。インテンシティとしっかりと仕事に取り組む姿勢を有し、90分にわたって努力を振り絞ったこのチームをね。このチームの仕事ぶりは、私のアイデンティティと完全に一致するものだ。ネガティブな感覚など一切ないよ」

「アトレティコはクラブとして力をつけているし、再び欧州最高の8チームに入った。我々は最大限のレベルで競争に励み、少しずつ成長してきたんだ。子供の頃、広場で遊んでいた私は、もしサッカーで負けても、全力を尽くしていれば満足することができた。アトレティコのファンは、このチームの選手たちに誇りを感じている」

シメオネ監督は試合を次のように振り返っている。機能せず、後半からベンチに下げたMFサウール・ニゲスについても触れた。

「彼らは素晴らしい形で試合に入り、10分間にわたって良質なプレーを見せた。その後は均衡した展開となったが、我々はポジショニングと多くの競り合いで勝っていた」

「(サウールについて)これも経験だ。彼は素晴らしい才能を持った選手だが、このような状況も過ごす必要がある。将来は偉大な選手となるはずだ」

アトレティコは76分、MFアルダ・トゥランが2枚目のイエローカードで退場した。

「それまでは良い形で試合に取り組めていた。私からはそれだけ言わせてもらう」

マドリーがDFセルヒオ・ラモスをボランチで起用したことについては、次のように述べている。

「バルセロナとの試合でその起用を見た。中盤でペペより彼がプレーした方が良いというのは、我々も理解していたよ。競争的で、素晴らしいプレーを見せていたね。ディテールが勝敗を分けることは理解していたし、その恩恵を受けたのは彼らだった」

最後に、今季の目標について、シメオネ監督はこう語った。

「目標に掲げたのは、スペイン・スーパーカップに勝利し、また3位で終えることだけだ」

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