ボルバラン主審に再び退席処分を命じられたシメオネ「彼が笛を吹くときにはもっと良い振る舞いを」

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18日のリーガエスパニョーラ第32節、アトレティコ・マドリーは敵地リアソールでのデポルティボ戦に2-1で勝利した。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、中盤が活発な動きを見せたことに満足感を表している。

スペイン『EFE通信』と『アス』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えた。

「チームは前半を素晴らしいものとした。力強さを示して、早い時間帯から主導権と結果を手にしたね。澱みない動きを見せていた中盤は私好みだったよ。よく働き、2列目から果敢な飛び出しを見せていた」

一方で4-1-4-1から4-4-2にシステムを変更した後半については、思い通りにいかなかったようだ。

「4-4-2とすることで得点を生む状況をより手にすることができ、とどめを刺せると考えた。それが(フェルナンド・)トーレスと(ラウール・)ヒメネス投入時のアイデアだったが、そうはならなかった」

この試合でインサイドハーフとして出場したMFコケについては、将来的にピッチ中央が定位置となることを示唆している。

「コケは視野が広く、ボールを奪え、チームをプレーさせられる。時間の経過とともに、中央でプレーするようになると想像しているよ」

10試合勝利から遠ざかるデポルティボについては、次のような見解を示している。

「ライバルは勝ち点を必要としており、観衆の後押しも受けていた。素晴らしい努力の姿勢を見せて1点を返したし、僅差であったことが彼らのさらなる刺激となったんだ」

「デポルにとって、早い時間帯に決まった我々の得点は不運だっただろう。それが彼らのゲームプランを妨げたんだ。ただ、彼らは良いプレーを見せる選手たちとともに、勇敢なプレーアイデアを有している。良いプレーを見せる選手たちがいれば、勝利の可能性は高くなる。それは確実だ」

同日にバルセロナに敗れた4位バレンシアとの勝ち点差を4に広げた3位アトレティコだが、シメオネ監督は気を緩めていない。

「最後の直線には、緊張、不安、責任感をもって立ち向かうことになる。チャンピオンズリーグ出場を必要とするチーム間での戦いにおいて、競争に臨む姿勢を失ってはならない、多くの試合、多くの勝ち点が残っているんだ」

シメオネ監督はデポル戦の前半終了間際に、フェルナンデス・ボルバラン主審に退席処分を命じられた。同審判から退席を言い渡されたのは、スペイン・スーパーカップのレアル・マドリー戦に続き2度目となる。

「(グリーズマンを倒したデポルDF)シドネイがイエローカードに値すると思って抗議をした。第四審判が抗議を報告したことで警告を受け、その後に退席処分となった。彼が笛を吹くときには、もっと良い振る舞いを見せなければならないね」

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