2月15日以降枠内シュート0本のマンジュキッチ、シメオネは負傷と説明

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ディエゴ・シメオネ監督は、FWマリオ・マンジュキッチが調子を落としている理由が、足首の負傷にあったことを明かしている。

マンジュキッチは2月15日に行われたセルタ戦以降、流れの中から放った枠内シュート数がゼロと絶不調に陥っている。セルタ戦の次に行われたアルメリア戦ではPKから1得点を決めたものの、その後に行われた5試合では一本も枠内にシュートを打っていない状況だ。このデータを受けたスペイン『アス』はマンジュキッチ“事件”と称しながら、シメオネ監督との確執も噂されていた同選手が、怠惰なプレーを見せているとの見解を記している。

しかしながら報道を受けたシメオネ監督は、マンジュキッチが怠惰なプレーを見せているのではなく、負傷を抱えながら試合に出場していたことを説明。そして選手本人の直訴もあり、今後の試合を欠場させる意向を固めたようだ。

「彼は君たち(報道陣)とあまり話さないことからも分かる通り、とても気高い選手だ。今から10試合前、レバークーゼンとの対戦を控えている状況で、彼は足首を痛めた。レバークーゼンとの2ndレグ、彼は片足だけでプレーしていたんだよ。そして先週の日曜の正午、ローカールームのドアを叩いた選手がいた。そう、マンジュキッチだ。通訳を介して聞いた彼の言葉は、本当に高潔なものだった。マンジュキッチは本当に気高い選手であり、私にこう言ったんだ。『監督、足首の状態が良くないんだ。チームが必要とする自分を見せられず、力になれていない。早く回復して、良い状態で出場したい。チームは現在、70%の状態にある選手を許容してはいけない。今の自分はチームにとって必要な選手となれていない』とね」

「この言葉を受け、私からは感謝を告げさせてもらった。もし彼からその言葉を聞かなかったら、次の試合でも先発で起用していただろう。マンジュキッチは次戦でプレーしない。完璧な状態に戻るまで、我々は彼を待ち続ける」

アトレティコは7日のリーガエスパニョーラ第30節で本拠地ビセンテ・カルデロンにソシエダを迎えるが、その試合ではマンジュキッチに代わりFWフェルナンド・トーレスが先発を務めることになりそうだ。

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