シーズン終盤に向けて全選手が必要と語るシメオネ「チーム内競争も同様に激しくなる」

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4日のリーガエスパニョーラ第29節、アトレティコ・マドリーは敵地ヌエボ・アルカンヘルでのコルドバ戦を2-0で制した。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、チームのゲームプランが的中したことで手にした勝利との見解を示している。

スペイン『EFE通信』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えた。

「この試合において最も素晴らしかったのは、力強く試合に入れたことだ。我々は彼らが後方から不正確なパスを出すことがあると理解していた」

「チームは何をすべきかを理解してピッチに立ち、開始から20分で試合を解決した。その後も用意していたプレーで追加点を目指し、試合をコントロールし続けたね。ただコントロールしていてもとどめは刺さなくてはならない。バー直撃のシュートやオブラクの好守など、失点する可能性もあった」

また、腎臓の内出血によって1カ月の戦線離脱を強いられていたMFサウール・ニゲスに言及。同選手は復帰戦となったこの試合で、チームの2点目を記録している。

「彼はしっかりと回復している。ただ、とても暑かったために、前半はほかの選手と同様に少し苦労を強いられたね。彼はペナルティーエリアに入り込み、得点を決めることができる。今も成長を続けているよ」

また、シーズン終盤にはチームの全選手が必要との考えを口にした。

「これからは全選手が必要となる。出場時間が10、20、70分でも、さして重要ではない。多くの試合が控えていれば、チーム内競争も激しくなる」

10試合勝利なしで最下位に沈むコルドバについて意見を求められると、次のように返答している。

「前に進んでほしいとしか言えないよ。私のような立ち位置の人間が、懸命に尽くしている人々に何かを言うなど、好ましいことではないだろう」

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