21日に行われたリーガエスパニョーラ第28節の試合で、アトレティコ・マドリーはヘタフェにホームで2-0の勝利を収めた。ディエゴ・シメオネ監督は復帰後のリーグ戦初ゴールを記録したFWフェルナンド・トーレスを称賛し、さらなる期待の言葉をかけている。
1月にミランから古巣アトレティコに復帰したトーレスは、コパ・デル・レイではゴールを記録していたものの、リーガでは復帰後10試合目で初ゴール。リーガでのゴールは実に約8年ぶりとなった。
試合後のシメオネ監督のトーレスについての発言をスペインメディアが伝えている。
「トーレスの状態は良くなっている。チームメートとより連係も取れるようになってきた。我々はもっと彼を必要としているが、彼は必要とされることに慣れているよ」
「ゴールが彼の生き甲斐なのは明らかだ。彼にはリーガでゴールを決める必要があった。非常に良い練習ができているし、(マリオ・)マンジュキッチとの競争もフェアなものだ」
リーガでは3試合連続ドローだったアトレティコだが、この勝利で3位バレンシアとの1ポイント差を維持。5位セビージャと6位ビジャレアルの直接対決を前に、4位以内の確保へ大きく前進した。
「我々はリーガで戦い続けており、欧州でも8強の中に入っている。クラブの歴史上、2年連続でこうなるのはあまりなかったことだ。自分たちの望む場所に到達したいのであれば、全員が良い状態でなければならない」
「特に最初に25分間にはインテンシティーのある非常に良い試合をして、ゴールチャンスを生み出していた。セットプレーも再びうまくやれるようになっている。セットプレーは今でも有効であり、我々の武器であり続けるということだ」
22日には首位バルセロナ対2位レアル・マドリーのクラシコが行われるが、シメオネ監督は相変わらず関心がないと主張。「セビージャ対ビジャレアルの方が興味がある」とコメントしている。
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