シメオネ「去年より6ポイント少ないだけ」 順調なシーズンだと強調

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アトレティコ・マドリーは14日、リーガエスパニョーラ第27節のアウェイでのエスパニョール戦に臨む。ディエゴ・シメオネ監督がチームの現状や試合への意気込みを語った。

昨季は最終節までの激戦の末にリーガを制したアトレティコだが、今季はレアル・マドリーとバルセロナの2強に届かず3位が定位置となっている。13日にはデポルティボを下したバレンシアが暫定3位に浮上しており、アトレティコも勝って3位を奪い返すことが求められる。

それでもシメオネ監督は、ここまでの戦いは順調なものだと主張した。スペインメディアが会見でのコメントを伝えている。

「まだたくさんの試合が残っている。リーガがどういう形で終わるかを待って、総括をするのはそれからだ。今のチームを去年と比べたい者がいるなら、現状は去年の同じ時期より6ポイント少ないだけだ」

「我々は素晴らしいシーズンを送ることができていると思う。後はどう終わるかで決まる。今の時期の試合は我々のようなチームにとって特に重要なものだ。チームの再構築を終え、これからも戦い続けていく」

来週にはチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦、レバークーゼンとの2ndレグも控えている。

「エスパニョールより先のことは考えられない。エスパニョールは非常に競争力のあるチームであり、我々と似た部分もある。危険なチームであり、我々も高いレベルで戦うことが要求される」

MFアルダ・トゥランやコケらをベンチスタートとする可能性もあると見られるが、そうだとしても戦い方の一環だとシメオネ監督は述べた。

「誰がこの試合に最も適しているかを考えるつもりだ。試合には様々に変化する要素があるので、監督はベンチに武器を置いておくことが重要だ」

「試合が90分間続くということはいつも忘れられてしまう。シーズン終盤のこの時期には、先発する選手たち以上に、ベンチから出てくる選手たちの方が重要になってくると思う」

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