シメオネ、マンジュキッチへの信頼を強調 「彼は我々にとって決定的な選手」

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8日のリーガエスパニョーラ第26節、アトレティコ・マドリーは本拠地ビセンテ・カルデロンにバレンシアを迎える。ディエゴ・シメオネ監督は3位&4位チームの直接対決に、「ただの一試合ではない」との見解を示している。

スペイン『マルカ』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えた。

「ほかとは異なる試合と考えている。我々が快適と思える展開に持ち込まなくてはならない」

「我々の目標は試合から試合へと進むこと。それは一試合一試合で勝利を目指し、良いプレーを見せることを意味する。そしてクラブの目標は疑いの余地なく、3位か4位となることにある。バレンシアは昨季に比べてとても競争的なチームであり、かなりの勝ち点を稼いでいるね。シーズン開幕時にはセビージャとバレンシアが我々と3~4位の座を争うと話したが、まさしくその通りとなっている」

ヌノ・エスピリト・サント監督がつくり上げたチームについては、次のような見解を示した。

「バレンシアは素晴らしいチームだよ。中盤にはペナルティーエリアへの飛び出しや得点、またプレービジョンなどに優れた高いクラスの選手たちが揃っている。ハビ・フエゴは攻守の安定感をもたらし、両サイドに位置するピアッティ、フェグリ、ロドリゴといった選手はほぼストライカーと言えるが、守備にも貢献している。だからこそ彼らは調子が良く、4試合連続で勝利を手にしているんだよ」

また、最近に話題となっているFWマリオ・マンジュキッチとの関係についても言及。クロアチア代表FWは前節セビージャ戦で途中出場となったことに憤りプレスなどを怠ったとされ、シメオネ監督は「チームプレーが何より優先されるべき」と同選手に対するメッセージのような発言をしていた。

「マンジュは我々にとって重要過ぎる存在だ。彼は決定的な選手であり、相手にとって危険な場面を生み出すことができる。ゴールに背を向けたプレーでも、ロングボールの落としなどでもね。彼はチームメートをかなり助けているよ。我々はこのチームにとって決定的な選手だと考えている」

アトレティコはバレンシア戦で、FWアントワーヌ・グリーズマン、DFミランダを出場停止、MFサウール・ニゲスを負傷で欠くことになる。

「どのように選手を配置するかを検討しているところだ。ラウール・ガルシアを右サイド、コケを中央、ガビをサイドで使うこともできるし、トップもマンジュキッチ&、ラウール&トーレス、ラウール&マンジュキッチという選択肢がある。欠場者とは違うキャラクターを持った選手で、チームを埋め合わせるよ」

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