アトレティコ、カバーニに関心なし? 「財政のコントロールを失う」

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パリ・サンジェルマンのウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニに対する関心が報じられたアトレティコ・マドリーだが、どうやら現時点では憶測に過ぎないのかもしれない。アトレティコには、まず今シーズンの戦いに集中する考えがあるようだ。

フランス『レキップ』は4日、アトレティコと契約延長交渉を開始したとみられるディエゴ・シメオネ監督が、契約延長の条件としてカバーニ獲得を要請していると伝えた。さらに、カバーニ獲得のためにクロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチやスペイン代表MFコケ、トルコ代表MFアルダ・トゥランを売却する用意があることも報じられた。

アトレティコ幹部は、この報道に怒りをあらわにしている。スペイン『アス』に、マンジュキッチやコケらの売却に関して「偽造だ」と主張し、こう続けている。

「我々はタイトルを懸けてシーズンを戦っているところだ。カバーニのことは適切じゃない」

スペインでは、スペインプロリーグ機構(LFP)とスペイン政府のスポーツ上級委員会(CSD)により、2013年初めにリーガ所属クラブの債務削減を目的にサラリーキャップ制度の導入が決定されている。

「カバーニはアトレティコの市場の外にいる。(獲得するのであれば)財政のコントロールを失うことになるだろう。LFPの決定に従わなければいけないからね」

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