アトレティコとの契約延長に前向きなシメオネ「高揚しながら検討している」

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21日のリーガエスパニョーラ第24節、アトレティコ・マドリーは本拠地ビセンテ・カルデロンでのアルメリア戦に3-0で快勝した。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、2試合ぶりの勝利への喜びを表している。スペイン『EFE通信』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えた。

「ビーゴでの試合(0-2で敗戦したセルタ戦)の後に、このような結果を収められることは歓迎だ」

「今日の試合は明白なものだったよ。前半の25~30分までは我々が攻勢を見せ、スピード、何よりも高いインテンシティーでもって攻撃を成功させたんだ。その時間帯のプレーによって、この結果を手にすることができた」

またチャンピオンズリーグ出場権を争うアトレティコ、バレンシア、セビージャが驚異的な成績を収めていることを強調している。

「我々の注意を引きつけているのはバレンシア、セビージャ、そしてアトレティコ自身にほかならない。この3チームは本当に多くの勝ち点を手にしている。バルセロナとの勝ち点差は我々が3差、バレンシアが6差だ。それはリーガが大きな成長を遂げていることを意味する」

「セビージャもこれから降参することはないだろう。彼らはウナイ・エメリの存在によって、素晴らしい働きぶりを見せている。それらの要素は、我々がレアル・マドリー、バルセロナのためにあるものと理解しているリーガにさらなる競争力を与えている」

この試合で2得点を決めたFWアントワーヌ・グリーズマンについては、次のように話した。

「彼をシャドーストライカーとして起用することはできないと言われてきた。だが彼はそのポジションでもプレー可能なんだよ。1.5列目はサイドでプレーするよりも決定的なポジションだ。よりゴールに近いからね」

「グリーズマンの仕事ぶりは素晴らしい。何よりもコレクティブな働きでね。それはジエゴ・リバス、アルダ、アドリアンのように、それぞれ異なるキャラクターを持った選手たちも行ってきたことだ。最高の才能に加え、チームとしての仕事への適応を果たせれば、チーム全員が勝者となるんだよ」

アトレティコはシメオネ監督との契約を2022年まで延長する方針とされるが、同指揮官も前向きなようだ。

「このクラブで素晴らしい日々を過ごしているし、アトレティコのことを本当に愛している。我々は3年前から着手したプロジェクトを推し進めることを試みており、両者ともに高揚を感じ、同じ方向を見ながらその可能性(契約延長)を検討している」

「アトレティコをより重要な存在とする目標に向けて、今後も進み続けられることを願うよ」

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