アトレティコ・マドリーは21日、リーガエスパニョーラ第24節アルメリア戦に臨む。ディエゴ・シメオネ監督は、前節の黒星で優勝争いから後退した状況にも、今シーズンを戦う上でのチームの目標は最初から変わっていないと主張している。
第22節のレアル・マドリーとのダービーマッチに4-0の快勝を収め、優勝戦線に割って入るかに見えたアトレティコだが、前節セルタ戦に敗戦。再び首位マドリーに7ポイント差、2位バルセロナに6ポイントの差をつけられる状況となった。
シメオネ監督は、アトレティコの目標は最初から変わっておらず、バレンシアやセビージャとの3位争いだと改めて強調した。試合前日の会見での指揮官のコメントをスペインメディアが伝えている。
「我々は明日のアルメリア戦のことを考えている。我々のラインを進んでいくためにそれこそが最も重要なものだ。明日の試合以外を考えることはない」
「バレンシアとセビージャこそが、我々が目指して戦っている最大の目標を争う主なライバルだ。(6位)ビジャレアルも良い戦いをして成長しており、そこに入ってくるかもしれない。我々のリーグ戦は6カ月前と何も変わってはいない」
本拠地カルデロンの声援が再びチームの後押しとなることを願っている。
「カルデロンに戻っての試合だ。我々のファンの前で、15日前にマドリーに勝利を収めた場所だ。セルタ戦の前半を除けば、チームはすべての大会で良い戦いを続けている。明日もそれは同じだ」
12月に監督を交代したアルメリアは、その後の8試合で4勝1分け4敗と五分の成績を残し、降格圏を脱出している。シメオネ監督は敵将の仕事を称賛した。
「JIM(フアン・イグナシオ・マルティネス監督)が来たのは非常に効果的だった。良い仕事をする監督だ。彼は不屈の精神を持っている。良い組織を構築しており、良い選手たちがいる」
「年齢にかかわらず、ソリアーノ(35歳)が今も中心となっており、最も重要な選手だ。すべてのプレーは彼から始まる。セットプレーにも力を入れており、個人の能力に優れた選手も大勢いるチームだ」
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