シメオネ監督が反省「フォーメーションを間違えた」

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ディエゴ・シメオネ監督が、敗戦(0-2)を喫した15日のセルタ戦を振り、自身の采配ミスを敗因に挙げた。クラブの公式サイトが会見のコメントを伝えている。

前節のダービー大勝で勢いに乗るアトレティコは、トルコ代表MFアルダ・トゥラン、スペイン代表のMFコケとMFラウール・ガルシアが、負傷と出場停止により今節を欠場。この事態を受け、スペイン代表FWフェルナンド・トーレス、フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン、クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチの3選手が揃ってスタメンに名を連ねた。

そのためシメオネ監督は、グリーズマンを右サイドの中盤に配する[4-4-2]を採用したが、これが機能しなかった。試合後、記者会見に出席したシメオネ監督は自身の采配が間違っていたとの見解を示している。

「特に前半は、私が選択したフォーメーションが良くなかった。その結果、45分間を無駄にしてしまった。また、セルタのパフォーマンスも非常に良かった。彼らは勝利に値するプレーを見せたと思う」

「我々はバランスを欠き、ボールを失うのも早かった。フェルナンド(・トーレス)とグリーズマンのスピードを活かす狙いがあったが、ボールを保持する時間が短すぎたため、ほとんど機能しなかった。(トーレスに代えて後半から)カニを投入したのは、つなぎの部分が上手くいっていなかったから。(カニの投入で)前半よりはバランスがとれるようになったと思う」

しかし、勝ち点3を目指したチームは、後半に入ってから2失点。勝ち点4差に迫っていた首位の背中が遠のく痛恨の敗戦を喫した。

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