サウール・ニゲスは、今冬の移籍市場でアトレティコから退団することを検討していたようだ。
アトレティコのカンテラ出身選手であるサウール。昨季はラージョにレンタル放出され、そこで出場機会を積んで大きな成長を遂げた。この夏アトレティコに復帰を果たしたが、これまでリーガエスパニョーラ12試合出場にとどまっている。
それでも腐らなかったサウールは、7日に行われたリーガ第22節レアル・マドリーとのマドリッド・ダービーで、オーバーヘッド弾を含む1得点1アシストで4-0の勝利に大きく貢献した。
サウールの父親は、スペイン『カデナ・コペ』のインタビューで次のように話している。
「息子は満足している。監督とクラブは彼に賭けた。そのことに感謝しているよ。コケの負傷で彼にチャンスがめぐってきたが、そこで良い活躍をした。ダービーという重要な一戦で、楽しみながらできる限りのことをやったね」
「息子は移籍を考えていた。彼は出場機会を求めていたんだ。昨年ラージョで成長したようにね。望んでいた出場時間を与えられなかったので、我々は退団を希望した。だが、決断を下すのは監督だ。監督は彼に戦力に含めていること、忍耐を持つことを説いた。クラブも同様だった。そして、我々は残留を決めた。この前の試合はサウールの将来にとって鍵となる一日だった」
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