1月31日のリーガエスパニョーラ第21節、アトレティコ・マドリーは敵地イプルーアでのエイバル戦に3-1で勝利した。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、雨によってぬかるんだピッチで、選手たちが適切なプレーを見せたことを強調している。
スペイン『マルカ』がアルゼンチン人指揮官のコメントを伝えた。
「とても良い試合を演じたと思う。どうプレーすべきかという解釈と、開始直後から示した貪欲さといった点でね。チームはどこから攻撃すべきかを明確に理解していたんだ。我々はピッチ状態の良いところに(FWアントワーヌ・)グリーズマンを位置させ、彼のスピードや1対1での強さを生かし切ろうとした。反対にパスが回らないところには、なるべく選手たちを集めないようにしてね」
「前半の終了間際には、(GKミゲル・アンヘル・)モジャがファインセーブを見せたエイバルの決定機があった。あれが入っていれば、後半は違う展開になっていたはずだ。しかし我々は後半を見事な形でコントロールし、難しいピッチで勝利を手にすることができた」
この試合で1得点を決め、リーガ得点数を11に伸ばしたグリーズマンには称賛の言葉を送っている。
「彼のパフォーマンスは徐々に良くなっていったが、現在のような時期を過ごすために見せてきた努力を、評価しないのは不当以外の何物でもない。このチームでは才能だけでプレーすることは困難であり、そのほかに努力の姿勢も必要とされる。そうすることで最高のチームと争えるんだ」
「このチームにとって努力の姿勢は必要不可欠であり、現在の彼にはそれがある。我々にとって決定的な選手だ」
また、2得点を決めたFWマリオ・マンジュキッチにも満足感を示している。
「私にとっては、マンジュキッチの最高のプレーが見られた一試合だった。クオリティー、懸命な姿勢、そしてゴールと完璧だったね」
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