シメオネ「クラブが成長を続けるならば出ていくことはない」

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ディエゴ・シメオネ監督が、同クラブの組織としての成長に満足感を表した。

スペイン『マルカ』は19日に、中国不動産大手のワンダ・グループ会長、王健林(ワン・ジエンリン)氏のアトレティコへの資本参加が間近に迫っていることを報道。同日にアルゼンチン『ラジオ・アメリカ AM 1190』との取材に応じたシメオネ監督は、それに関連してか、次のようにコメントしている。

「アトレティコは成長し続けていると感じる。それは我々に対して、自チームのさらなる改善を許してくれるものだろう。このまま成長を続けていけるならば、アトレティコから動くことはないよ」

また、この冬の移籍市場で加入した元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスについても触れた。

「彼がいることで、我々は帰属意識を勝ち取ることができる。我々は彼に対してアトレティコを救う必要はないと伝えた。彼がまだ若かった頃のように、成長するために我々に付き添ってくれればいい」

レアル・マドリー、バルセロナというリーガエスパニョーラの両巨頭についても言及した。

「バルセロナはスペースがない中で解決法を見つけ、レアル・マドリーはスペースがある状況でカウンターを駆使する。マドリー戦をテクニカルエリアから見つめるとき、試合は永遠のように感じるよ。絶対に終わらないような試合にね」

「バルセロナ、マドリーとの競争に臨むことは、とても難しい。だが我々は、彼らを困難に陥れるために必要なインテンシティーを手にしている。過去には、彼らとの距離がなぜあんなに離れているかを理解できなかった。しかし現在のアトレティコは、彼らにとって邪魔な存在であり続けている」

シメオネ監督は一方で、自身のお気に入りの選手にバイエルンのオランダ代表MFアリエン・ロッベンの名を挙げ、「彼のプレーに夢中だ」と発言。最終候補に残りながらも、ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督が受賞したFIFAバロンドール監督賞については、「誰が受賞しても、それに値した」と話している。

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