マルティーノ「シメオネのアトレティコが雑音になると言っていたが…」

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アルゼンチン代表のヘラルド・マルティーノ監督は、ディエゴ・シメオネ監督率いるアトレティコ・マドリーの躍進を以前から予想していたが、当時は誰も信じなかったと主張した。

2013-14シーズンにバルセロナを率いたマルティーノ監督は、チャンピオンズリーグ準々決勝でアトレティコに敗れてベスト8どまりだった。リーガエスパニョーラでも最終節でアトレティコと引き分け、優勝を逃している。

マルティーノ監督は、無冠に終わったバルセロナでシーズン終了後に指揮官を辞任。その後フリーとなり、昨年7月にアレハンドロ・サベーラ前監督の後任として、アルゼンチン代表を率いることになった。同監督は、アルゼンチンメディアで次のように述べている。

「私はチョロ(シメオネの愛称)にこう言った。『私が監督に就任してから、君は何か解決策を見つけたみたいだ』。彼は私に、1年前からバルセロナの弱点を把握していたと言われたよ。それから6試合戦って、5試合引き分けた。彼の言葉に理由があったんだ」

「私は(スペイン・)スーパーカップを制した後、シーズン序盤だったが、アトレティコが雑音になると言った。だけど、誰も私を信じなかったよ。誰もが『1月になれば分かるさ』と言うだけだった」

マルティーノ監督は、アトレティコ指揮官が自分の後任になることを期待している。

「シメオネが次の代表監督になるのは理に適っているかもしれないね。私は以前であれば(代表監督に)値しなかったし、今より遅ければ私の出番はなかった」

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