ミランの元スペイン代表FWフェルナンド・トーレス(30)とアトレティコ・マドリーのイタリア代表MFアレッシオ・チェルチ(27)のトレードが実現しつつある状況で問題が発生したようだ。イタリア『スカイ・スポーツ・イタリア』の記事を同国『フットボール・イタリア』が報じている。
24日に合意がなされたと報じられていたこのトレード。しかし、ここにきてインテルのロベルト・マンチーニ監督が公にチェルチへの興味を語ったことで状況は一変。『スカイ・スポーツ・イタリア』によれば、チェルチはミランではなくインテルへの移籍を望み、現在も移籍交渉が滞っているという。
ミランがレンタル移籍でのトレードを画策している一方で、インテルは買い取りオプションが付随するレンタル移籍のオファーを用意しているとのこと。この“横槍”にミランとアトレティコ・マドリーは激怒しているようで、チェルチ個人と直接交渉するインテルに対して、国際サッカー連盟(FIFA)への報告も辞さない構えを示していると『スカイ・スポーツ・イタリア』は主張している。
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