シメオネ、数試合のベンチ入り禁止処分の可能性

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22日に行われたスーペル・コパの2ndレグ、レアル・マドリー戦で退席処分を命じられたアトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督だが、数試合でベンチ入り禁止処分になる可能性がある。スペイン『マルカ』が報じた。

この試合を裁いたフェルナンデス・ボルバラン主審の報告書によれば、シメオネ監督はピッチ外に出たDFフランフラン・トーレスの復帰がなかなか認められなかったことを受け、「2度両手を広げて抗議をした」ことで退席処分となった。また報告書には、退席処分を命じられた直後に「手のひらで第4審判の頭を2度叩いている」こと、禁止されているスタンド観戦が確認されたことも記されている。

スペインサッカー連盟(RFEF)の競技委員会は月曜に同連盟の法律家と話し合い、同日に処分を発表する予定。『マルカ』によれば、アルゼンチン人指揮官は抗議によって2~3試合(最大で1カ月間)、第4審判への行為によって2~3試合(軽度の暴力と見なされれば4試合以上)、スタンド観戦によって1~3試合のベンチ入り禁止処分を科される可能性があるようだ。加えて、第4審判から観戦していたスタンドから立ち退くよう忠告を受けながらも、それをあえて聞き入れなかったと判断されれば、さらに3試合のベンチ入り禁止が命じられる可能性もあるという。

もし処分が4試合以上となれば、当該大会であるスペイン・スーパーカップだけでなくリーガエスパニョーラでも適用されることになる。なおアトレティコは25日にリーガ開幕節、敵地バジェカスでのラージョ・バジェカーノ戦に臨むが、シメオネ監督はRFEF競技委員会による今回の処分に関係なく、累積警告のためにベンチ入りを禁じられている。

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