アトレティコ・マドリーは、チャンピオンズリーグ決勝でのレアル・マドリーの振る舞いに不快感を覚えているようだ。スペイン『マルカ』が報じた。
『マルカ』は、アトレティコ内のどのような人間であるかは言及しないものの、同クラブがマドリーのフロレンティーノ・ペレス会長、FWクリティアーノ・ロナウド、DFラファエル・ヴァランの所作を煩わしく感じ、「勝ち方を知らない」と話していることを報じている。
ここ数カ月で急激に関係が冷え始めたペレス会長については、延長後半にMFガレス・ベイルが2-1とする勝ち越し弾を決めた際に、喜びを共有するためにホセ・マリア・アスナール元スペイン首相を探したことについて。アトレティコはこの一戦が同じ国、同じ街のチーム同士の対戦であることが前提にあり、ペレス会長の行為が不適切なものであったと感じているようだ。
またC・ロナウドについては1-3と決着がついているにもかかわらず、PKの得点でユニフォームを脱ぎ去てるなどのパフォーマンスを見せたことが、アトレティコにとって傲慢な態度に映ったという。そしてヴァランについては、その4点目が決まった際にアトレティコベンチに向けボールを蹴り込んだことだ。それに激昂したディエゴ・シメオネ監督はピッチ内に踏み入って退席となり、会見では「彼はまだ意味のない行動を取る若者」と発言している。
アトレティコは一方、エスタディオ・ダ・ルスを訪れた自チーム、またマドリーファンの振る舞いについては、模範的であったと満足感を得ているという。
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