シメオネ「コパの本命もマドリー&バルサ」

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アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督は、コパ・デル・レイでもレアル・マドリー&バルセロナの優位性は揺るがないとの見解を示した。

昨季のコパでは、決勝でマドリーを破って優勝を果たしたアトレティコ。“カップ戦の猛者”は今季の大会でも優勝候補に挙げられているが、シメオネ監督はリーガエスパニョーラ同様に「2強が優位」との考えを口にしている。

「どのような大会でも、優勝候補の本命はレアル・マドリーとバルセロナの2チームだ。彼らの陣容はそうなるだけの可能性を持っている」

とはいえ、2強以外のチームが優勝する可能性が、リーガよりも高い大会であることは認めた。

「コパ・デル・レイは全チームにとって、素晴らしい可能性がある大会だ。時が経つごとに敬意を集め、愛される大会となっている。それは素晴らしいことだと思う」

「コパはホーム&アウェーと、人々が好む大会形式だ。時間の経過とともに、その素晴らしさに磨きがかかっている」

アトレティコのコパ初戦の相手は、2部Bに所属するサント・アンドレウだ。格下相手ということで、MFオリベル・トーレス、DFハビエル・マンキージョにチャンスを与える可能性もささやかれる。

「チャンスを与えるという言葉は好きではない。まるで、人々を満足させるために起用するようだ。私はそのようには見ていない。そうではなく、チームが各選手の有するキャラクターを必要としているんだ。選手たちは、そのための準備をしなくてはならない」

「(FW)ジエゴ・コスタは昨季のELで出場機会を得て、2ゴールを記録するなど結果を出した。彼はそのまま成長を続け、多くの試合でプレーするようになった。選手たちは出場機会が大切なものと理解しなくてはならない。我々は誰かを満足させるために選手を起用するのではない。チームが必要としているのは、出場機会を与えることではなく、勝利を収めることなんだよ」

7日に行われるアンドレウとの1stレグでは、人工芝でプレーすることになる。

「サッカーはサッカーだ。風が吹こうが、雨が降ろうが、泥だらけであろうが、すべてサッカーなんだ。人口芝でもそれは変わらないし、言い訳など存在しない」

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