18年ぶりリーグ制覇へ進むアトレティコ、優勝へはマジック“2”

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 リーガ・エスパニョーラは第35節までを終了し、アトレティコ・マドリーが18年ぶりの優勝に近づいている。

 チャンピオンズリーグでも決勝進出を果たした首位のアトレティコ・マドリーは前節、準決勝のチェルシーとの2試合に挟まれたアウェーでの難敵バレンシア戦を、アドリアン・ロペス、、アルダ・トゥランの得点により、3-1で退けた。これでリーグ戦9連勝、リーグ制覇へまい進中だ。3試合を残して、2勝を挙げれば優勝が決まるが、最終節はバルセロナとのアウェーゲームのため、2連勝で決めたい。今節は、4試合勝利から遠ざかっている11位レバンテとのアウェーゲームとなる。

 2位バルセロナは公式戦3連敗の後、アスレティック・ビルバオとビジャレアルの曲者2チームを破り、2連勝中。ティト・ビラノバ前指揮官の訃報もあったが、その前監督に勝利を捧げるべく、モチベーションも高い。降格圏ギリギリの17位ヘタフェ戦となるが、ホームゲームとなり、有利は動かないだろう。

 消化試合が1試合少ない3位レアル・マドリーは、CL準決勝で前回王者バイエルンを連勝で撃破。リーグ戦も4連勝中となっている。今節ホームに迎えるバレンシアはヨーロッパリーグで粘りを見せたが、準決勝敗退。リーグ戦の順位も8位と、上位とは離れ、モチベーションが懸念される。なお、レアル・マドリーはアトレティコ・マドリーとの直接対決の成績が下回っているため、勝ち点で並んだ場合、逆転は不可能となる。

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