チャンピオンズリーグ準決勝ファーストレグが22日に行われ、アトレティコ・マドリーとチェルシーが対戦した。
ホームゲームとなったアトレティコは、エースのジエゴ・コスタやチェルシーからレンタル移籍3シーズン目のティボ・クルトワらがスタメン。チェルシーは古巣対戦となるフェルナンド・トーレスやフランク・ランパードらが先発となった。
試合は開始18分、チェルシーにトラブル。アトレティコのCKの場面でGKペトル・チェフが、競り合いで倒れたラウール・ガルシアと衝突。右ひじを痛め、GKマーク・シュウォーツァーとの交代を強いられる。
高い位置のプレッシングや積極的に裏を狙う、得意の形を見せるアトレティコのペースで試合は進む。33分にはジエゴのパスを受けたマリオ・スアレスがミドルシュートで狙ったが、ゴールのわずかに右へ外れた。アトレティコがボールを支配するも、大きな決定機は少なく、互いに無得点で折り返す。
後半に入り、攻め手を欠くアトレティコは60分にジエゴに代えて、故障明けのアルダ・トゥランを投入する。73分にはチェルシーにさらなる負傷者。ジョン・テリーが足首を痛め、アンドレ・シュールレと交代する。
76分、アトレティコはFKを得るとガビが直接狙ったが、ゴール左へ飛んだボールはGKシュウォーツァーが防いだ。79分にはフアンフランの右クロスにA・トゥランがヘディングで合わせたがゴール左へ外れる。
ホセ・ソサやダビド・ビジャを投入し、1点を目指すアトレティコだが、最後までチェルシーの守備を崩せず、試合は0－0の引き分けに終わった。
セカンドレグは30日、チェルシーの本拠地スタンフォード・ブリッジで行われる。
【スコア】
アトレティコ・マドリー 0－0 チェルシー
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