1日に行われるチャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグで、バルセロナとアトレティコ・マドリーが対戦する。
敵地でのファーストレグを前に、アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が前日会見に出席。展望を語った。『UEFA.com』がコメントを伝えている。
シメオネ監督は、「明日の試合は、我々とバルセロナの対戦の中で、最もタフなものになると思っている。我々が明日戦うのは、ベストの状態に戻ったバルサだ。彼らはセカンドレグではなく、明日の試合で勝負を決めたいと思っているに違いない。我々としては、作ったチャンスを最大限に活かす必要があるだろう。自分たちの方が有利だ、などと言うことは自惚れに過ぎない。私はただ、戦うためにここへ来たと言っておくよ。すばらしい勝負に期待しているし、明日の試合は非常に重要だ」と、コメントした。
そして、「我々には自分たちのアイデンティティがある。私はこのチームの方針を貫き、クラブの歴史に恥じぬように戦うつもりだ」と、話したうえで、「先にも述べているように、今シーズンの準々決勝には、2人のアルゼンチン人監督(バルセロナのヘラルド・マルティーノ監督とシメオネ監督)が残った。マルティーノ監督が率いているのは、すばらしい成功を収めてきたビッグクラブだ。対する我々も、このクラブのスタイルを忠実に守っていく。私がアルゼンチンのテイストを加えられるとは思っていないよ。バルセロナのスタイルは我々と異なっていて、ボールを支配する戦い方だが、我々にも自分たちの武器がある。強いチームはどちらなのか、それがはっきりするだろう」と、抱負を語った。
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