アトレティコがビルバオ撃破、リーガ上位対決制して国王杯準決勝へ

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 コパ・デル・レイ準々決勝セカンドレグが29日に行われ、アスレティック・ビルバオとアトレティコ・マドリーが対戦。リーガ・エスパニョーラ第21節終了時点で4位と2位につける両チームが、準決勝進出を懸けた一戦に臨んだ。

 ホームでのファーストレグを1-0で制しているアトレティコ・マドリー。敵地での一戦では、ジエゴ・コスタやコケ、アドリアン・ロペスらが先発出場。ダビド・ビジャはベンチスタートだった。

 均衡を破ったのはアスレティック・ビルバオだった。42分、左サイドを駆け上がったミケル・バレンシアガのクロスボールを、中央のアリツ・アドゥリスが頭で合わせてゴールネットを揺らした。前半は1-0で終了した。

 2試合トータルスコアを1-1とされたアトレティコ・マドリーは、55分にゴールを決める。セットプレーの流れから、左サイドにこぼれたボールを、クリスティアン・ロドリゲスが中央へ。マイナス気味のクロスに反応したラウール・ガルシアが左足ボレーをゴール左隅へ突き刺した。

 アトレティコ・マドリーは後半終了間際にも、前掛かりになるアスレティック・ビルバオに対してカウンターを仕掛け、1本の縦パスでジエゴ・コスタが抜け出す。最終ラインを置き去りにしたジエゴ・コスタは、冷静にGKをかわし、左足で流し込んだ。

 試合は2-1で終了。アトレティコ・マドリーが2試合トータル3-1でアスレティック・ビルバオを破り、準決勝進出を決めた。

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