バジャドリードが過密日程のアトレティコ・マドリードを迎え撃つ

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今シーズンが2シーズン目のプリメーラとなるバジャドリードは、開幕戦アスレティック・ビルバオに1-2、第2節ビジャレアルに1-2と、共に敗戦。第3節ヘタフェ相手に1-0と今シーズン初勝利を飾るが、続く前節はアウェーでエルチェにスコアレスドローと勝敗を分けた。

 昨シーズンまでレバンテを率いてきたフアン・イグナシオ・マルティネス新監督はエルチェ戦後、「ボールポゼッションは勝ったが、ゴールへの可能性はエルチェのほうが高かった。とても拮抗した戦いだった。ゴールが取れなかったことは心配していない。勝利への可能性のために、つねに競り合いの中に身を置かなければならない」と、前を向いた。

 なお、ビジャレアル、ヘタフェ、エルチェ戦を欠場していたMFエーベルトは先週末、全体練習に合流しているため、復帰は近いとみられる。

 一方、今やリーガ2強に肩を並べる活躍のディエゴ・シメオネ監督率いるアトレティコ・マドリー。リーガでは4節を終え、4連勝。スーぺル・コパでもバルセロナと2戦引き分け、さらに水曜日に行われたUEFAチャンピオンズリーググループステージ第1戦でもホームでゼニト相手に3-1と今シーズン無敗を誇っている。

 リーガとチャンピオンズリーグを戦っていく上で重要なことは、戦力を入れ替えても力が変わらないこと、そのバリエーションを豊富に持つことだろう。チームは9月14日のアルメリア戦から10月6日のセルタ戦までリーガとチャンピオンズリーグで計7試合をこなさなければならない。センターバックの控え、ヒメーネスは前節のアルメリア戦で無難にデビューを果たしている。サイドバックの控えはインスーアが左、右はセンターバックのヒメーネスで代用が可能とみられる。

 中盤、前線に関してはすでに実証済みで誰が入ってもそん色ない。ただ、チャンピオンズリーグのグループステージ1戦目もそうだが、2戦目もFWジエゴ・コスタが出場停止となるため、ジエゴ・コスタはリーガではフル出場となるだろう。また、チャンピオンズリーグでFWビジャがワントップでフル出場をしているため、今節はジエゴ・コスタのワントップもあり得る。今後は来週火曜日にリーガのオサスナ戦があり、28日土曜日には首都決戦マドリー・ダービー、レアル・マドリー戦が控える。さらに10月1日火曜日にチャンピオンズリーグのポルト戦もあり、メンバーをどのように組んでくるか、ディエゴ・シメオネ監督の采配に注目が集まる。

【予想スタメン】
・バジャドリード [4-2-3-1]
GK:13.マリーニョ
DF:2.ルカヴィナ、4.マルク・バリエンテ、6.ヘスース・ルエダ、17.ペーニャ
MF:16.サストレ、18.アルバロ・ルビオ、14.オマール(20.エーベルト)、10.オスカル、21.ベルグディッシュ(19.ラマ)
FW:9.

・アトレティコ・マドリー [4-2-3-1]
GK:13.クルトワ
DF:20.、2.ゴディン(18.ヒメネス)、23.、3.(22.インスーア)
MF:14.、4.(5.チアゴ)、6.(11.クリスティアン・ロドリゲス)、8.ラウール・ガルシア(7.アドリアン・ロペス)、10.アルダ(21.レオ・バチストン)
FW:19.(9.ビジャ)

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