攻撃陣好調ソシエダと堅守に磨きをかけたアトレティコ。CLクラスの攻防に期待

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レアル・ソシエダはチャンピオンズリーグ・プレーオフ第2戦、アトレティコ・マドリーはスペイン・スーパーカップ第2戦。共に水曜に迎えた大一番は結果こそ対照的だったものの、その内容はいずれも昨季から続く好調ぶりを証明するものだった。

 第1戦に続いてリヨンに2‐0と快勝し、10年ぶりにチャンピオンズリーグ本戦出場を決めたレアル・ソシエダは攻撃陣が絶好調だ。昨季インサイドMFとして新境地を開拓したシャビ・プリエトは中盤で非凡なゲームメーク能力を発揮し、前線ではFWカルロス・ベラやFWアントワーヌ・グリエスマン、MFゴンサロ・カストロらが持ち前のスピードで相手守備陣をかき回している。

 一方のアトレティコ・マドリーも、第1戦で喫したアウェーゴールにより今季初タイトルを逃したとはいえ、敵地でバルセロナの攻撃を完封した守備面の健闘ぶりは目を見張るものがあった。こちらはハードワークが信条なだけに、主力組の疲労が気になるところだが、前節ラージョ・バジェカーノ戦ではMFラウール・ガルシア、MFチアゴ・メンデスら出番を与えられた控え組がしっかり結果を出している。

 遅攻でも速攻でもゴールが奪える多彩な攻撃が魅力のレアル・ソシエダに対し、アトレティコ・マドリーは堅守速攻が唯一の武器。そのためリードされた際により苦しいのはアトレティコ・マドリーとなるが、いずれにせよ先制点が勝負の鍵を握ることになるだろう。

【予想スタメン】
・レアル・ソシエダ [4‐3‐3]
GK:1.クラウディオ・ブラボ
DF:22.エストラーダ、19.カダミュロ(15.アンソテギ)、6.、24.デ・ラ・ベージャ(20.ホセ・アンヘル)
MF:10.シャビ・プリエト(25.グラネロ)、5.マルケル(4.エルストンド)、17.スルトゥサ(14.パルド)
FW:11.ベラ(7.グリエスマン)、8.セフェロビッチ(9.アギレチェ)、18.ゴンサロ・カストロ

・アトレティコ・マドリー [4‐4‐2]
GK:13.クルトワ
DF:20.、23.ミランダ、2.ゴディン、3.
MF:8.(6.コケ)、5.チアゴ、14.(4.マリオ・スアレス)、11.(10.アルダ)
FW:19.、9.ビジャ

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