21日に行われたスーペル・コパのファーストレグで、アトレティコ・マドリーとバルセロナが対戦した。
ホームのアトレティコ・マドリーは、バルセロナから移籍のダビド・ビジャや、ジエゴ・コスタらが先発出場。一方のバルセロナは、リオネル・メッシ、ペドロ・ロドリゲス、アンドレス・イニエスタらが先発メンバーに名を連ねた。ネイマールやセスク・ファブレガスはベンチスタートだった。
先制点はアトレティコ・マドリーが奪った。12分、自陣でボールを奪うと、鮮やかなパスワークでカウンターを仕掛ける。中央でパスを受けたビジャが左サイドのアルダ・トゥランへ展開し、自身は猛然とゴール前へ。ビジャはトゥランからのクロスボールに反応し、右足を振り抜く。アウトサイドにかかったボレーシュートがゴール右隅へ吸い込まれた。ビジャが古巣のゴールを陥れ、アトレティコ・マドリーが1点をリードした。
1点ビハインドを負ったバルセロナは、ボールポゼッションこそするものの、なかなかチャンスを作れない時間が続く。22分、メッシがミドルシュートを放つが、枠を捉えられず。25分には、右サイドを駆け上がったダニエウ・アウヴェスからのクロスボールにアレクシス・サンチェスが飛び込んだが、わずかに合わず、シュートを打つに至らない。前半は1-0で終了した。
バルセロナは後半開始から、メッシに代えてセスクを、59分には、ペドロに代えてネイマールを投入。打開を図る。
同点ゴールは66分に生まれた。右サイド深くまで進入したダニエウ・アウヴェスがクロスボールを上げると、ファーサイドのネイマールが頭で合わせ、ゴールネットを揺らした。
バルセロナは74分、左サイドからのクロスボールに反応したアレクシスが、GKティボ・クルトワと一対一の場面を迎えるが、至近距離からのシュートをセーブされた。バルセロナはボールを支配し、アトレティコのゴールを脅かしたが、逆転には至らず。試合は1-1で終了した。
なお、セカンドレグは、バルセロナのホームで28日に行われる。
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