アトレティコ移籍のデミチェリス「2年連続最小失点に貢献したい」

この記事は約2分で読めます。

 このオフシーズンでは有名選手の動きが目立つリーガ・エスパニョーラ。噂されていたマラガの元アルゼンチン代表DFマルティン・デミチェリスのアトレティコ・マドリーへの移籍も正式に決定した。

 11日、メディカル・チェックならびに契約書へのサインを終えると、早速チーム練習に合流したデミチェリスは、アトレティコ・マドリーでの活躍に期待を寄せた。

「成功に満ちた勝者のチームでプレーができることになり、本当に誇り高い気分だ。自分が声を掛けられたのは、チームが一段と競争的なシーズンを送れるようになるためだと思っている。今はハードワークをもって最大限の力を発揮するという謙虚な気持ちしかない。アトレティコ・マドリーはリーグ最小失点のチームだ。2シーズン連続でそうなるよう、チームに貢献できれば何よりだ」

 デミチェリスはまた、古巣のリーベル・プレートからもオファーを受けていた中でアトレティコ・マドリーを選んだ理由として、ディエゴ・シメオネ監督の存在を挙げた。

「アルゼンチン人であるシメオネ監督が、僕のキャリアや近年のパフォーマンスをより詳しく知っているのは当然だ。彼は僕がアトレティコ・マドリー入りを決めた最大要因の1人だ。これは難しい決断だった。交渉を進めてくれていたリーベルとマラガには感謝の気持ちでいっぱいだ。しかし、アトレティコ・マドリーが現れ、“チョロ”(シメオネ監督の愛称)が僕を説得したということだ」

 ウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディンとブラジル代表DFミランダが君臨するセンターバックのレギュラー争いに割って入れるか、注目が集まるデミチェリス。自身の立場を理解しながらも、定位置獲得に向けた強い決意を示した。

「ゴディンとミランダが監督の信頼を手にしていることは重々承知している。実際、2人はこの数年に渡り素晴らしいパフォーマンスを披露してきた。とはいえ、自分の道のりはこれまでも決して簡単ではなかったし、常に偉大な選手達と切磋琢磨してきた。ここでも健全な形で競い合って、ポジションを勝ち取らなければならない」

コメント